性感染症報告数報告書|厚生労働省

性感染症報告数

性感染症を患わないための注意事項

セックスをしたときに、性感染症を患わないための注意事項を前回公表しました。
何故自分が、セックスをした後で膀胱炎になったのか、このサイトを通じて気がついたなどお礼のメールが複数届きました。
そのなかで、よくあるケースが、男性が、洗っていない指先で、膣内に挿入した際に膀胱炎になりやすいということです。
是非、衛生面にも気をつけて、感染しない・感染させないために、知識を得て、後で悔いの残らないセックスをしてください。

STD(性感染症)の予防方法で一番重要である三大注意項目のほかに気をつけることを今回はあげてみます。

 

(4.)予防方法 『セックスをする時のマナー』

 衛生状況の確認を怠ってはなりません。
具体的には、性器、皮膚、口の中には、性病の原因になる病原体がいると考えてください。
セックスの前後には必ずシャワーを浴びる環境が必要です。
例え面倒臭くても、そういう性的趣向があっても、お互いに雑菌を落としてからセックスを楽しみましょう。
そけか゜マナーというものです。
また、歯磨きの際には口中に傷つけないように注意をして下さい。
出血があるということは血液感染する可能性があるということです。
愛しているといっても、歯ブラシを共有することなく別々で使用してください。

 セックスをする前にはトイレの用事は済ましておく事です。
特に大便は注意が必要です。便の中に含まれる菌やウイルスに感染する可能性があります。
排尿も我慢していると膀胱炎になる可能性があります。
まずは出すものを出してからセックスを愉しんでください。

 セックス直後の排尿は尿管に詰まった病原菌を洗い流してくれます。
尿意を催したら遠慮せず直ぐに出すようにしましょう。

(5.)予防方法 ズバリ『性器の目視確認』です。

 性器への目視確認は必ず必要です。
相手の性器を確認することによって、接触する前に異常に感ずけば感染することを未然に防げます。

 相手の生殖器を、自分の目と鼻を使って確認する事が重要になります。
男性の場合、注目する点は、ペニスの表面に異常がないか見ることで違和感を覚えます。
それが、亀頭部分に赤い斑点があったり、出血が見受けられたり、かさぶたがあるなどです。
ペニスにイボや米粒状のブツブツがたくさんあったり、尿道からの黄色い膿(うみ)や尿道口が赤く腫れているなどが確認すべきところです。

女性の場合、性器から出る悪臭だったりおりものの異常が見受けられます。
本来ないはずの、紐のような長い粘膜質のひだがあったり、乳頭色した突起があったりします。
見た目に異常があれば感染症の疑い有りです。

男女共に、陰毛の毛根がごわごわしていたり、またの付け根が赤くはれ上がっていたり、股間が痒いのも注意です。
はいていた下着に赤い点々が着いていたり、下着自体がゴワゴワになっている状態にも注意してください。

これが童貞、処女だと比較するサンプルがありません。
残念ながら、経験がないと、相手の言い分を信用するしかなく、感染症特有の症状があっても気がつきません。
はやい最初の相手は、感染症をわずらっていない男性が一番であることは間違いありません。

(6.)予防方法 『体調が悪いとき、生理中はしないこと』です。

 体調が思わしくないとき、病気の前後および生理中などは、身体の抵抗力・免疫力が低下しています。
性感染症の原因である菌やウィルスに対する免疫力があれば、絶対感染するわけではありません。
ただ、絶対に感染しないわけでもありません。疲れているときなどは体力もなく、性感染症に感染する可能性が高まります。
 生理中のセックスでは出血した血液から感染するリスクが高く注意が必要です!

(7.)予防方法

 セックスを経験すると、刺激的なセックスを経験するために場所を変える方法があります。
その代表的なものが、「車内(カー)セックス」および「屋外(野外)セックス」です。
車の中は室内は室内ですが、衛生状態はよろしくありません。
室内と比較して、花粉やダニなどの微生物をはじめ雑菌が沢山シートに転がっています。
さらに屋外は衛生状態が、とても悪いです。

いくら興奮するムードがあるとはいえ、車内や公園、砂浜などでのセックスは慎みましょう。

また寝具なども常に清潔に保つ事が大切です。
シーツや布団に付着した病原体からの感染を防ぐためにも日干しすることは大切です。
時間がなくても寝具はいつも清潔でいるように心がけましょう。

(8.)予防方法 『泥酔したセックスは危険』です。

 アルコールの力は判断力を低下させます!
自分が何をしてるか分からない状況で、感染予防の行動をとろうとしても確実にできなくなります。
判断力が低下するような状況に陥ると、どうにでもなればいいという開放感から注意することができなくなります。
その結果として、避妊することすらせず、感染症のほかに膣内に射精されることで妊娠するリスクも生じます。
 覚えた手のセックスのときに陥りやすい事故です。充分、お酒の飲みすぎには注意しましょう。

(9.)予防方法 『ブライダルチェック』を受ける。

 現在の自分自身の健康状態を知るのには血液検査を受けることが大事です。
特に、基本検査としてHIV(エイズウイルス)、クラミジア、淋病、梅毒等の検査を受けることをおすすめします。
その他の検査(HTLV-1など)も必要に応じて受けると安心です。
一部の子宮ガンも、ウィルスによるものであると原因が特定されています。予防接種もあり、予備知識は大切です。

一般の人と比較してセックスの機会が多いと思う方は、積極的に定期検査を受けることで相手に感染させません。

(10.)予防方法 『性感染症の知識を得る』ことです。

 現代ではひとり一台の携帯電話からインターネットが接続できる環境です。
図書館もあり、厚生労働省からも性感染症についてのページがもうけられています。
国立感染症研究所のページへのリンクも充実しています。
 ここでは性感染症mini講座(若年層向け)のリーフレット女性向けバージョンをご紹介します。

● 性感染症|厚生労働省

● 性感染症mini講座(若年層向け)女子版

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