過度の潔癖症が原因

 夫が浮気した原因の中に、奥様が極度の潔癖症であることがあります。 恋愛期間はお互いを尊重し、多少嫌なことがあっても相手のことを考えてあわせるものです。 セックスは汚いものではありません。しかしながら潔癖症となると愛する男性の身体をなめたりは皆無です。 当然、分泌物の出るペニスを口にする行為ができません。つまり旦那さんは愛する妻のフェラチオを受けたことがないのです。

 ご主人とは、どのようなSEXを営んでいるかと言えば、常にバックスタイルのみ。 正上位だと体が重なるし、キスもしなければならないので、バックスタイルのみがこの夫婦のSEXスタイルでした。 ご主人は、複数の女性と浮気をし、性欲を外で済ませていました。

 奥様も、セックスには応じるからには性欲がある。どのように性欲を解消しているのかを尋ねてみた。 潔癖ゆえにセックスをする前には必ず、お風呂には入る。愛撫に応じることがなく、常にバックスタイル。 つまり、奥様がしたい時だけ夫が応じている流れでした。

 

潔癖症を改善

 

セックスレスを打破する

 愛撫をすることなく、挿入をしているわけです。 それは、むしろ濡れやすい体質なのかもしれません。濡れていなければ痛くて受け付けもできないはずです。 潔癖で綺麗好きは良いことですが、行き過ぎた行動には限度があります。

 そこで、消毒するのは何故かを一緒に考えました。黴菌が、体の中に入ると想像すると怖くて眠れなくなるらしいです。 人間は、免疫力があり、ある程度の黴菌は退治できるものです。犬や猫など、不衛生な交尾をしていることになります。 汚いという思い込みと、気持ちがいい感覚を対峙させて、黴菌に触れてまでも気持ちよくなりたいと思ってもらうことにしました。

 今まで、じっくり愛撫をされたことがないのであれば、たっぷれ時間をかけてクンニをすることです。 自分の汚い部分に口づけをする夫は考えられないものでした。他人から黴菌を移される恐怖があったものの、口内を消毒してからクンニに挑みました。 最初はガチガチだった身体も、しだいにほぐれ、自然と声が漏れるようになりました。

 気ままで感じたことのない領域に立ち入って、やめてというものの、突きあがるオーガズムと打ち寄せる快感は、もう黴菌など思い出せません。 この打ち寄せる波を、いかに振る舞えばいいのか、頭の中は真っ白です。今まで、出たことのないほど、あそこが濡れだし恥ずかしいほどに声が出ます。 今までずっと守ってきた純粋な体が汚されたと悟ったのは、セックスが終わった後です。

 心の中では、汚されてみたいと思う自分と、今のままでいいという自分が葛藤していた。 一度汚れてしまえば、もう守るものがない。まるで精神的に追いつけられた感じで、あきらめも感じられた。 奥様の価値観で言う汚れたセックスをすることで、気持ちよくなれることを知った。

 すぐに、汚れたSEXが好きになれることはないけれど、またしたいという選択肢ができた。 その動機は、必ず次のSEXに結びつくものです。このきっかけから汚れたSEXをするようになれるものです。


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